図書館コレクションの特徴

筑摩書房創業者の古田晁氏が塩尻市の出身であることから、ご遺族と筑摩書房のご厚志により、筑摩書房の出版物を定期的にご寄贈いただいており、全国的にも突出したコレクションとなっています。

「筑摩叢書」「ちくま文庫」「ちくま学芸文庫」「ちくま新書」「ちくまプリマ―新書」等を集め、「古田晁文庫」コーナーを設けています。

古田晁記念館／長野県塩尻市公式ホームページ

古田晁記念館／両小野地区振興会ホームページ館

哲学書房（中野幹隆氏（1943-2007年、塩尻市宗賀生まれ）が1986年に東京で創業した出版社）と、A&FBOOKS（塩尻市とアウトドア用品輸入販売のエイアンドエフは、2020年12月に「アウトドア」をキーワードに地域活性化を進めるため包括連携協定を締結）のコーナーを設けています。

吉江喬松（フランス文学者）、小穴隆一（洋画家）、中村武志（小説家）、岩垂肇（法学博士）、島崎光正（詩人）、はまみつを（児童文学作家）など、塩尻市にゆかりのある人物とその著作を紹介しています。

塩尻市内には16社のワイナリーがあり、また全国でも数少ない高等学校でのワイン醸造も行っています。塩尻市産のブドウを原料に醸造されたワインは、国内はもとより国外の著名なコンクールでも受賞するなど、その品質は高く評価されています。

図書館の特徴あるコレクションとして、ワインに関する資料の収集に努めています。図書にとどまらずワインに関連した雑誌として、「ウォンズ」、「ワイナート」、「リアルワインガイド」、「ワイン王国」、「日本ブドウ・ワイン学会誌」の5誌を所蔵しています。

市内ではワインに関するイベントも盛んに行われています。イベントで塩尻にお出かけの際は、ぜひ図書館にもお立ち寄りください。

全国でも珍しい市立の短歌館があり、全国短歌フォーラムin塩尻や、短歌の里百人一首大会を開催するなど、塩尻市は短歌の里として知られています。

塩尻短歌館（外部サイトへのリンク）

木曽漆器の起源は、江戸時代より前とも言われ、木曽平沢を中心とする産地は、昭和24年（1949年）に国から重要漆工集団地の指定を受けています。また、昭和49年（1974年）には「伝統的工芸品」の指定を通商産業大臣から受け、現在も連綿と受け継がれて、漆器産業では全国有数となっています。楢川分館では、400年余の歴史ある木曽漆器伝統にちなみ、漆器に関する資料を豊富に揃えています。

江戸時代の塩尻は、中山道・北国西脇往還（善光寺街道）・伊那街道（三州街道）などが交差する交通の要衝でした。街道沿いの宿場町は現在も当時の面影を残しています。

図書館では、街道と宿場に関する資料やパンフレットなどを収集しています。

仕事に関する課題の解決に役立つ資料を集めたコーナーです。月のコートには、統計書や白書、年鑑、百科事典や全国の電話帳なども置いています。

詳しくは、「しごと情報コーナーのご案内」のページでご覧ください。
また、ビジネス情報相談会などの情報については、「働く方・働きたい方へ」のページをご覧ください。

シニア世代の方向けの暮らしや趣味に役立つ本、情報を集めたコーナーです。

資料の詳細やえんぱーくDVD鑑賞会、シニア向け出張図書館などについては、「シニア世代の方へ」のページをご覧ください。

子育てに役立つ実用書、雑誌などを集めたコーナーです。

資料の詳細や子育てに関するサービスや情報などについては、「子育て中・妊娠中の方へ」のページをご覧ください。

本館には、中学生・高校生向けの本や雑誌を集めたコーナーがあります。

広丘図書館、洗馬分館、片丘分館、楢川分館にも中学生・高校生向けの本を集めたコーナーがあります。

資料の詳細やしおり部などの活動については、「中高生の方へ」のページをご覧ください。

がんの情報コーナーを設けてガンに関する資料をガンの種類別に置いています。あわせて闘病記を集めて病名順に並べています。

塩尻市について書いてある資料を広く集めています。あわせて塩尻市出身・在住者の著作、塩尻市が発行した冊子やチラシなども広く集めています。