「信州しおじり本の寺子屋」の赤木かん子さんによる全3回の講座の報告です。
第1回「図書館とは何か?定義と基礎知識」
児童文学評論家であり、様々な分野で活躍している赤木かん子さんを講師にお迎えして、子どもの本や文化の紹介だけでなく、図書館の改装・改善運動にも積極的に取り組まれている、児童文学評論家の赤木かん子さんによる図書館司書講座を3日間開催いたします。
日時
2015年4月27日(月曜日)10時から16時
場所
塩尻市市民交流センター(えんぱーく)3階・多目的ホール
講師
赤木かん子さん
児童文学評論家。長野県松本市生まれ、千葉育ち。法政大学英文学科卒業。1984年に、子どもの頃に読んでタイトルや作者名を忘れてしまった本を探し出す「本の探偵」として本の世界にデビュー。以来、子どもの本や文化の紹介、ミステリーの紹介・書評などで活躍している。
当日の様子
まず入口で「“NDC(日本の一般的な本の分類法)”の内容を書いてください」と、基礎知識を試される抜き打ちテストを渡されてドキっとした方もいたのではないでしょうか?
赤木さんは著書の執筆だけではなく、役立つ図書館をつくるための図書館改造運動に積極的に取り組まれています。
「図書館とは何か?」
「司書とは何か?」
簡単な問いですが、すぐに答えられるでしょうか。
当たり前だと疑ってもみなかったこと、考えが凝り固まっていて見えていなかったものに、新たな視点や考え方を教えていただき、充実した講座となりました。
朝の10時から夕方4時までの長丁場でしたが、参加していただいた皆さま、本当にありがとうございました。