告知内容

塩尻市出身の映画監督・古厩智之さんの講演会を開催します。映画と小説、それぞれの魅力に迫るとともに、映画づくりにかける思いなどお話しいただきます。

日時

2019年3日10日(日曜日)13:30~15:30

場所

塩尻市市民交流センター(えんぱーく)3階多目的ホール

講師

古厩智之(ふるまやともゆき)さん

1968年塩尻市生まれ。映画監督。「灼熱のドッジボール」(1991)で1992年ぴあフィルムフェスティバルPFFアワードグランプリを受賞。1993年劇場第一作となる「この窓は君のもの」で日本映画監督協会新人賞を受賞。2001年「まぶだち」がロッテルダム国際映画祭グランプリ(タイガーアワード)、国際批評家連盟賞を受賞。他に「ホームレス中学生」(2008)、「武士道シックスティーン」(2010)、『「また、必ず会おう」と誰もが言った』(2013)、「サクらんぼの恋」(2018)など。

講演概要

塩尻市出身の映画監督・古厩智之さんをお迎えし、映画制作あたって原作とどう向き合い表現するのかを中心にお話を伺いました。

古厩さんは、「原作は向き合うというより肩を組んで映画を作る仲間。映画は本に比べてお客さんを惹きつけ続けるための作りこみが必要。原作をそのまま全部映画化せずに、一部分を切り取ったり、原作にないストーリーを付け加えるのはこのためだ」と話されました。

「ホームレス中学生」「武士道シックスティーン」「さよならみどりちゃん」「奈緒子」など、これまで制作した映画の構想から映画化されるまでの舞台裏を紹介。プロデューサーや撮影スタッフ、俳優との思い出なども披露され、笑いの絶えない楽しいひとときとなりました。

古厩智之さん1
古厩智之さん2
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