「信州しおじり本の寺子屋」の赤木かん子さんによる全3回の講座の報告です。

第2回「分類の基礎と自然科学の棚づくり」

児童文学評論家であり、様々な分野で活躍している赤木かん子さんを講師にお迎えして、子どもの本や文化の紹介だけでなく、図書館の改装・改善運動にも積極的に取り組まれている、児童文学評論家の赤木かん子さんによる図書館司書講座を3日間開催いたします。

日時

2015年5月11日(月曜日)10時から16時

場所

塩尻市市民交流センター(えんぱーく)3階・多目的ホール

講師

赤木かん子さん

児童文学評論家。長野県松本市生まれ、千葉育ち。法政大学英文学科卒業。1984年に、子どもの頃に読んでタイトルや作者名を忘れてしまった本を探し出す「本の探偵」として本の世界にデビュー。以来、子どもの本や文化の紹介、ミステリーの紹介・書評などで活躍している。

当日の様子

赤木かん子さん1

今回の講座は、「自然科学」の分類と棚作りに重点的を置いた講義となりました。自然科学は、情報が変わりやすいのに、おざなりになりやすい分野。逆を言えば、ここを変えれば、図書館がぐっと活性化する可能性を秘めています。

講座の後、赤木さんの指示のもと、職員と有志の講座参加者で、当館の自然科学の棚改造に挑戦しました。
しかし、座学と実践では大違い。本をいれる場所がわからない!本が足りない!こっちはあふれた!!受講者も職員も関係なく、全員が、頭と体をフルに使っての作業となりました。たくさんの方と手を取り合って作った棚は、塩尻市図書館の大きなプラスになったと思います。
終了予定16時を大幅に越え19時半までの長時間講座となりましたが、ご来場いただきありがとうございました。

赤木かん子さん2