8月23日(日)第3回講座「1冊の本が図書館の本になるまで①」

日時:8月23日(日)10:00~12:00
場所:塩尻市市民交流センター(えんぱーく)3階会議室304・305

小学生高学年~中学生を対象に、本や図書館のことをより深く知ってもらう講座「目指せ!図書館マスター」。7月から10月の4か月間、全6回にわたる講座です。

8/23(日)に行われた3回目の講座は、「1冊の本が図書館の本になるまで①」です。
本屋さんで売られている本が、どうやって図書館の本になるのか。その過程を2回の講座に分けて体験してもらいます。
1回目の今回は、図書館にどの本を購入して所蔵するかを考えて決める「見計らい」と「選書会議」をやりました。

児童書が年間約5千点発行されるうち、市立図書館で購入している児童書は約2千点くらいです。
市立図書館の児童書は、主に本の中身を職員が実際に読んでみて購入するかどうかを検討する「見計らい」の方法で選ばれています。

受講生のみんなにも、発売されたばかりの児童書の中から見計らいをしてもらいました。
目次や索引があるか、ふりがながあるか、役に立つか、様々な点からその本が図書館に必要な本かを考えて、自分の意見を用紙に書きました。

見計らいの様子2

その後、決められた予算内でどの本を買うのか、見計らいで書いた意見をもとにみんなで相談し合って選書会議を行いました。
「本をあまり読まない子も手に取りそう」「自分は跳び箱が苦手だけど、この本はわかりやすく跳び方が書いてあるからできそう」など様々な意見が飛び交います。
時間をめいっぱいかけて、司書たち顔負けの熱い議論が繰り広げられました!

次回は、今回選書した本を受講生が装備(ブッカーかけなど)と登録をして、いよいよ図書館の書棚に並べます。
次回の講義のテーマは、9/5(土)「1冊の本が図書館の本になるまで②」です☆

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