7月3日(日)目指せ!図書館マスター 第3回講座(報告)

「1冊の本が図書館の本になるまで②」

日時:7月3日(日曜日)10:00~12:00
場所:塩尻市市民交流センター(えんぱーく)3階多目的ホール

小学生高学年から中学生を対象に、本や図書館のことをより深く知ってもらう講座「目指せ!図書館マスター」
6月から9月の3か月間、全7回にわたる講座です。

7月3日(日)に行われた3回目の講座は、「1冊の本が図書館の本になるまで②」です。
本屋さんで売られている本が、どうやって図書館の本になるのか。その過程を2回の講座に分けて体験してもらいました。

前回、受講生のみんなには、最近発売されたばかりの児童書の中から「見計らい」と「選書会議」をしてもらいました。

今回は、前回購入を決めた本を図書館の本にするために「装備」、そして「登録」「検収」を行い、児童新着書の棚に並べるまでを学びます。
「装備」では、まずバーコードやICタグ、請求記号のラベルが本に貼られていることを確認。そして本が傷まないように、ブックコートフィルム(通称ブッカー)をかけていきました。
ブッカーを本に貼り付けるときに空気やしわが入らないようにするのは、職員でも気をつかうところです。難しい作業でしたが、みんな丁寧に取り組んでくれました!

「装備」のあとは、本の情報を図書館システムに「登録」し、登録内容が間違っていないか確認する「検収」の作業を行います。
最後に「児童新着書」の設定をして、棚に並べました。自分たちが選び、装備・登録した本が棚に並ぶときには、みんなとても晴れやかな表情をしていました!

2回にわたる「1冊の本が図書館の本になるまで」の講義で図書館に本が並ぶまでの過程をお伝えしました。

次回の講義は、7月10日(日)「カウンターの仕事と本の修理」です♪

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