「信州しおじり本の寺子屋」事業の、広瀬恒子さんによる講演会の報告をしています。

講演会「子どもと本を結ぶ架け橋として」

親子読書地域文庫全国連絡会代表をされ、子どもと本を結ぶ活動に長年にわたって携わられている広瀬恒子氏の講演会です。図書館員はもとより、子どもと本にかかわるすべての方に聞いていただきたい講演会です。是非ご参加ください。

日時

2013年10月28日(月曜日)13時30分から15時30分

場所

塩尻市市民交流センター(えんぱーく)3階・多目的ホール

講師

広瀬恒子さん

1968年東京都世田谷で親子読書会づくりにかかわったのが、今に至る子どもの本と読書活動の原点になる。現在、親子読書地域文庫全国連絡会代表。学校図書館を考える全国連絡会世話人。日本子どもの本研究会。著書に『子どもの読書いまこれから』『だから子どもの本は面白い』(新日本出版社)『新・こどもの本と読書の事典』(協編著・ポプラ社)、『読書ボランティアのいま・これから』(一声社)他

講座当日の様子

広瀬恒子さん

講座当日は図書館関係者、読み聞かせボランティアの方を中心に80名以上の方が参加されました。

広瀬さんからは、子どもと本に橋を架ける「人」の役割の重要性についてお話しいただきました。
子ども時代の読書は大人の読書と違って、時間も限られている中で社会性や教養を高め、人生をポジティブにしてくれる大切なことです。大人の思い込みを子どもに押し付けないことや、子どもと共に楽しみながら学んでいく姿勢が大事であるとのことでした。

塩尻市立図書館も子どもの読書のお手伝いをする場として、子どもと本をつなぐ架け橋となるために、さらに努力しなければならないと改めて認識する講座となりました。

0c81cfdf754c89717e041046f748ba1e