7月30日(日)目指せ!図書館マスター 第3回講座(報告)

「1冊の本が図書館の本になるまで②」

日時:7月30日(日曜日)10:00~12:00
場所:塩尻市市民交流センター(えんぱーく)3階多目的ホール

「第8期 目指せ!図書館マスター」第3回講義を開催しました!

小学生高学年~中学生を対象に、本や図書館のことをより深く知ってもらう講座「目指せ!図書館マスター」。

7月30日(日)に、第3回講義「1冊の本が図書館の本になるまで②」を実施しました。

本屋さんで売られている本が、どうやって図書館の本になるのか。その過程を2回の講座に分けて体験します。

前回、受講生には、最近発売されたばかりの児童書の中から「見計らい」と「選書会議」をしてもらいました。

今回は、前回購入を決めた本を図書館の本にするために「装備」、そして「登録」「検収」を行い、児童新着書の棚に並べるまでを学びます。

「装備」では、まずバーコードやICタグ、請求記号のラベルが本に貼られていることを確認。そして本が傷まないように、ブックコートフィルム(通称ブッカー)をかけていきました。ブッカーを本に貼り付けるときに空気やしわが入らないようにするのは、司書でも気をつかうところです。難しい作業でしたが、みんな丁寧に取り組んでくれました。

「装備」のあとは、本の情報を図書館システムに「登録」し、登録内容が間違っていないか確認する「検収」の作業を行います。最後に「児童新着書」の設定をして、棚に並べました。自分たちが選び、装備・登録した本が棚に並ぶときには、みんなとても晴れやかな表情をしていました!

2回にわたる「1冊の本が図書館の本になるまで」の講義で図書館に本が並ぶまでの過程をお伝えしました。

次回は、8/20(日)にカウンター業務と本の修理を体験します。