7月28日(日)「おばけずかんシリーズ」「キャベたまたんていシリーズ」などのイラストを描いている絵本作家の宮本えつよしさんの講演会「絵本作家は楽しい」を開催しました。
自身の工作のおもちゃの紹介を交えながら、子どもたちに楽しいお話しをしてくださいました。
講演概要
宮本さんは、グラフィックデザイナー・イラストレーターを経て絵本作家になりました。現在、絵本講座および工作のワークショップなどを手掛けています。
宮本さんは、自身の絵本に登場するすいかぶたの帽子をかぶって登場。主催している工作教室で作った犬のおもちゃや、ラジコンカー、トイレットペーパーの芯とレジ袋で作ったおもちゃなどを紹介してくださいました。
タイトルにもなっている「絵本作家は楽しい」について、絵本作家はなぜ楽しいのかお話いただきました。大人になると単純な毎日でつまらないけれど、絵本作家は「ワクワク、ドキドキ」をみんな持っていて夏休みに冒険をして遊んでいる感じ。だから、絵本作家は毎日が楽しいのだと教えてくださいました。
携わった作品の紹介ではキャラクターの誕生について、作家の三田村さんとのエピソードなど作品の裏側を聞けて、子どもたちはみんな興味深々!真剣な顔で聞いていました。
「おばけと会ったらどうする?」この質問に、会場の子どもは「にげる!」と答え、宮本さんは「そのとおり!関わったらダメ。」おばけに会ったらどうやって逃げるか宮本さんの考えを教えてもらい一つ一つの方法にみんなは大爆笑。最後の方法に宮本さんは「おばけと仲良くなる」とおっしゃっていて、おばけをこわがりつつもおばけに対しての愛を感じました。
工作の紹介から絵本作家についてのエピソードまで、最初から最後まで楽しく笑いの絶えない講演会でした。
日時
2024年7月28日(日) 14:00~16:00
場所
塩尻市市民交流センター(えんぱーく) 多目的ホール
講師
宮本 えつよし(みやもと えつよし)さん
1954年大阪生まれ。グラフィックデザイナー・イラストレーターをへて絵本作家になる。現在、絵本講座の講師および工作のワークショプなどを手掛ける。講談社創作キャラクター賞、サンケイ新聞広告賞、パルコパロディ賞を受賞。主な著書に「おばけずかん」シリーズ(講談社)「キャベたまたんてい」シリーズ(金の星社)「こどもずかん」シリーズ(文溪堂)「ガラクタ工作」シリーズ(チャイルド本社)など他多数。



