「カウンターの仕事と本の修理」

日時:6月23日(日)10:00~12:00
場所:塩尻市市民交流センター(えんぱーく)3階多目的ホール

小学生高学年~中学生を対象に、本や図書館のことをより深く知ってもらう講座「目指せ!図書館マスター」。

6月23日(日)の4回目の講座では、「カウンターの仕事と本の修理」、本の修理方法とカウンター業務の体験、書庫の出納について学びました。

修理の講座では、実際に壊れてしまった図書館の本の修理に挑戦!

図書館の本はたくさんの人に利用してもらうため、ページが取れたり、破れたりしまった本は修理をしています。

本の修理方法も色々な種類があることを学びながら、受講生一人ひとりが丁寧に直してくれました。図書館の本を長くたくさんの人に利用してもらえるよう、大切に扱うことの大切さに気付いてもらえたら嬉しいです!

その次は書庫の出納です。図書館には利用者の皆さんが普段見ている“開架”と呼ばれる書架以外に“閉架書庫”という書庫があります。カウンターなどで書庫の本を依頼されたら、閉架書庫から“出納”して、提供しています。“出納”とは、おかねや品物を出し入れすること(旺文社標準国語辞典第8版より)です。

何十万冊もある中から1冊の本を探す体験をしてもらいました。たくさんの本がある閉架書庫に入り、保存しているとても古い新聞を見て、こんなに古いものも取ってあるんだ!?と驚いた様子でした。

図書館のカウンターは、利用者さんが来館された時に最初に目にする大切な場所です。

カウンターでは本の返却や貸出を受ける以外にも様々な業務があること、そして笑顔とあいさつが大切だということを学んでから、いざカウンターへ!

緊張しながらも精一杯、返却・貸出処理を行いました。さらに、館長からの特別ミッションでレファレンスに挑戦した子も!書架から資料を探して、疑問に答えていました。

次回は6/30(日)。講座のテーマは「図書館マスターだよりを作ろう」です。

図書館マスターで学んだことを色んな人に伝えるための広報を学びます!