「図書館の本はどんなふうにならんでいる?」
日時:7月27日(日)10:00~12:00
場所:塩尻市市民交流センター(えんぱーく)3階多目的ホール
小学校高学年~中学生を対象に、本や図書館のことをより深く知ってもらう講座「目指せ!図書館マスター」。
7月27日(日)に、第2回講座「図書館の本はどんなふうにならんでいる?」を実施しました。
講義では、図書館の本の並び方を決めている「日本十進分類法」について理解できるよう、2種類のワークに取り組んでもらいました。
イラストの描かれたカードを分類するワークでは、どんな分け方をするか2チームにわかれて話し合いました。
他のチームの分類を見て、「同じカードでもこんな分け方もあるんだ!」と自分たちが思っていなかった分け方も知ることが出来て、とても楽しそうでした。
実際の日本十進分類法を使ったワークでは、難易度が高い問題もどんどん挑戦していました!



講義の最後は、「返本」、「書架整理」についてです。
図書館には毎日たくさんの本が返ってきます。また借りてもらえるように、本を書架(本棚)に戻すのも司書の大切な仕事のひとつです。
書架へ返本に行く前に、本の背表紙に見立てたカードでプチワーク!
絵本、ちしきの本、小説とそれぞれの分類を並べているルール通りに並べられるかチャレンジしました。
そのあと、1階の書架に行き、分類ごとに並んだ棚を見てもらいながら、分類記号を頼りに本を正しい場所に返しました。



次回は、「1冊の本が図書館の本になるまで①、②」です。