「カウンターの仕事」「レファレンスサービスってなんだろう?」(報告)

日時:9月28日(日)第5回10:00~12:00、第6回13:00~15:00

場所: 塩尻市市民交流センター(えんぱーく) 3階 多目的ホール

開催報告

小学生高学年~中学生を対象に、本や図書館のことをより深く知ってもらう講座「目指せ!図書館マスター」
前半の5回目講座は、「カウンターの仕事」、カウンター業務の体験と本の修理方法について学びました。


修理の講座では、実際に壊れてしまった図書館の本の修理に挑戦!
図書館の本はたくさんの人に利用してもらうため、ページが取れたり、破れたりします。
壊れてしまった本はまた利用してもらえるよう修理をしています。
本の修理方法も色々な種類があることを学びながら、受講生一人ひとりが丁寧に直してくれました。


図書館のカウンターは、利用者さんが来館された時に最初に目にする大切な場所です。
カウンターでは本の返却や貸出を受ける以外にも様々な業務があること、そして笑顔とあいさつが大切だということを学んでから、いざカウンターへ!
緊張しながらも精一杯、返却・貸出をしていました。


後半の第6回目講座は「レファレンスってなんだろう?」です。
レファレンスサービスは簡単にいうと利用者さんの調べもののお手伝いです。
レファレンスはどこの図書館でも行っている基本的なサービスで誰でも使うことができます。


まずは、調べ方の手順を学ぶ講義パートです。
最初に事典や図鑑、辞書から言葉を調べ、おおよその分野のあたりをつけ、書架の資料から情報を探したり、レファレンスブック、データベースといったレファレンスツールも活用して調べるということを学びました。


講義のあとはいよいよレファレンスの実践です!出題された質問に図書館の資料を使って回答します。
講義で学んだように事典から調べる子もいれば、すぐに書架に行って本を探す子もいました。
それぞれ知らない言葉や分野に戸惑いながらも、情報が載っている資料を探すことができていました。


次回の講座テーマは「図書館マスターだよりを作ろう」です。
図書館マスターで学んだことを色んな人に伝えるための広報を学びます!