「信州しおじり本の寺子屋」事業の、柳田邦男さんの講演会のお知らせをしています。

講演会「生きることと言葉の力」 

数多くの本を執筆され、絵本の翻訳なども手掛けるノンフィクション作家の柳田邦男さんを講師にお迎えし、講演会を開催します。「言葉の力」が「生きること」に与える影響の大きさについて、作品の制作秘話なども交えながらお話しいただきます。ぜひご参加ください。

日時

2013年11月10日(日曜日)13時30分から15時30分

場所

塩尻市市民交流センター(えんぱーく)3階・多目的ホール

定員

120名(先着順)募集定員に達したため申し込みを締め切りました。
※参加費無料

講師

柳田邦男さん

1936年栃木県鹿沼市出身。NHK記者から作家活動に転じる。50年以上にわたり、現代人の「いのちの危機」をテーマに執筆を続ける。最近の主な作品に災害・原発事故に関して『「想定外」の罠』、死生観・人生論に関して、『新・がん50人の勇気』『私は9歳の時から死と向き合ってきた』、いのちを映す言葉の源を探る『言葉が立ち上がる時』がある。大人の心に潤いと子どもに豊かな人間形成をもたらすねらいに添った絵本の翻訳に『だいじょうぶだよ、ゾウさん』『ヤクーバとライオン』などがある。青年の気概をもつ77歳。

申し込み方法

お電話または図書館本館1階の総合カウンターで直接お申し込みください。

講演会当日の様子

柳田邦男さん

多くの皆様にご参加いただき、「生きることと言葉の力」という演題のもと、東日本大震災の被災地を訪問された経験から「生きる力」、「生きなおす力」に対して、「言葉」が持っている力がどんな影響を及ぼすかについてお話しいただきました。
言葉は、書いたり、読んだりして表現をすることで自分を理解し、相手の言葉を聴くことで、その人が、自分自身をより理解できる手助けになるなど、とても心に沁みるお話をしてくださいました。参加された皆さんも柳田邦男さんのお話にとても引き込まれているようすでした。

参加してくださった皆様、ありがとうございました。「信州しおじり 本の寺子屋」は今年度まだまだ沢山の事業を計画しています。ぜひ多くの皆さんの参加をお待ちしています。

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