7月4日（日）目指せ！図書館マスター 第3回講座（報告）
「1冊の本が図書館の本になるまで①」
日時：7月4日（日曜日）10:00～12:00
場所：塩尻市市民交流センター（えんぱーく）3階多目的ホール
小学生高学年から中学生を対象に、本や図書館のことをより深く知ってもらう講座「目指せ！図書館マスター」
6月から9月の3か月間、全7回にわたる講座です。
7月4日（日曜日）に行われた3回目の講座は、「1冊の本が図書館の本になるまで①」です。
本屋さんで売られている本が、どうやって図書館の本になるのか。その過程を2回の講座に分けて体験してもらいます。
今回は、図書館でどの本を購入して所蔵するかを考える「見計らい」と見計らいした本を選書基準と予算の中で話し合って選ぶ「選書会議」を行いました！
受講生のみんなには、最近発売されたばかりの児童書の中から見計らいをしてもらいました。
職員が用意した選書用紙の項目にそって、目次や索引があるか、ふりがながあるかなど、様々な点からその本が図書館に必要な本かを考えて、自分の意見を書きました。
見計らいと選書について説明を聞きます。
その後、決められた予算内でどの本を買うのか、見計らいで書いた意見と今回特別に決めた選書基準をもとにみんなで相談し合って選書会議を行いました。
「この本は選書基準に合わない」「新しい歴史を知るのに役立ちそう！」などそれぞれのグループでたくさんの意見が飛び交いました。
今回はさらに追加ミッションとして、普段は職員がやっている選書した本の起案を作り、市立図書館の館長に決裁印を押してもらうところまで体験してもらいました。
館長の質問にどきどきしながらも一生懸命自分たちの選んだ本について説明してくれました。
最後は選書会議で決定した資料をグループごとに発表しました！
次回は、今回選書した中から選んだ本を受講生が装備（ブッカーかけなど）と登録をして、いよいよ図書館の書棚に並べます。
次回の講義のテーマは、7/31（土）「1冊の本が図書館の本になるまで②」です♪