こちらは、2012(平成24)年7月29日に開校した「信州しおじり本の寺子屋」を紹介しています。
2012(平成24)年度の「信州しおじり本の寺子屋」は3月9日の秋本敏先生の講演会をもってすべての授業を終了いたしました。多くの皆様にご参加いただきまして誠にありがとうございました。
主旨
「信州しおじり 本の寺子屋」は、塩尻市立図書館が中心となって、生涯読書を推進するために設置するものです。
原型は、地域の人々の生涯学習と出版業界人の研修の場として、1995(平成7)年に今井書店グループが鳥取県米子市に開設した「本の学校」にあります。
本事業は、その精神を受け継ぐと共に、塩尻市が出版王国と言われる信州に所在し、日本の出版文化に偉大な軌跡を残した筑摩書房の創設者、古田晁の生誕の地であることに鑑み、講演会、講座等のさまざまな事業を通じて、「本」の可能性を考える機会を広く提供するものです。
本は、著者から出版社、書店を経て、読者へと届けられます。一方、図書館は、保存という目的をもって、多種多様な本を収集・提供することで、出版文化の一翼を担っています。
活字離れと言われる昨今の状況に対して、著者、出版社、書店、図書館などが連携して本の魅力を発信し、出版文化の未来に寄与するために、図書館を「本の寺子屋」とし、読者も含めてここに集う人々の知恵の交流を促すことで、地方発の文化の創造と発信に挑戦したいと考えております。
皆様のご支援、ご参加をお願いいたします。
テーマ
「本」の可能性を考えたい
科目
「信州しおじり本の寺子屋」は、2012(平成24)年7月29日(日曜日)に開校しました。年間を通じて本の魅力を発見し、本の可能性を考えるためのさまざまな講演会や講座、企画展などを開催いたします。今年度は次の講演会等を開催いたしました。
7月29日 | 日曜日 | 信州しおじり本の寺子屋開校式 講演会 演題「本が変える風景」 | 佐高信 | 終了 |
8月7日 | 火曜日 | 講座 「司書教諭と学校司書の協働」(主催:長野県図書館協会) | 遊佐幸枝 | 終了 |
8月25日 | 土曜日 | ワークショップ「自分の名前で絵本を作ろう」 | さいとうしのぶ | 終了 |
8月25日 | 土曜日 | 講演会 演題「さいとうしのぶの絵本ワールド」 | さいとうしのぶ | 終了 |
8月27日 | 月曜日 | 講座 演題「できることからはじめよう 図書館の障害者サービス」 | 中山玲子 | 終了 |
9月24日 | 月曜日 | 講演会 「『理想の図書館像』を考える」 | 根本彰 | 終了 |
10月28日 | 日曜日 | 講演会 演題「自費出版の本について」 | 色川大吉 | 終了 |
10月30日 | 火曜日 | 講座 演題「住民に必要と認知される図書館になるために」 | 小林隆志 | 終了 |
11月10日 | 土曜日 | 講演会 「古田晁記念館文学サロン」 演題「古田さんから学ぶこと ~古田さんから受けたさまざまな『教え』について~」 | 藤原成一 | 終了 |
12月2日 | 日曜日 | 講座「データベース活用講座」 日経テレコン21・第一法規法情報総合データベース | 終了 | |
1月19日 | 土曜日 | オリジナルブックカバーを作ってみよう! | 終了 | |
1月27日 | 日曜日 | 朗読会 谷川俊太郎 | 谷川俊太郎 | 終了 |
2月15日 | 金曜日 | 講座 演題「読み聞かせ いろはのい」(初級編) | 大井むつみ | 終了 |
2月16日 | 土曜日 | 講座 演題「読み聞かせ いろはのろ」(中級編) | 大井むつみ | 終了 |
3月9日 | 土曜日 | 講演会 「心の復興を支える図書館」 | 秋本敏 | 終了 |
企画展等
日付、期間 | 曜日 | イベント内容 |
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6月18日~7月15日 | 本の寺子屋プレイベント 「妖精ディビア」 「天使のブランコ」原画展 | |
7月15日 | 「妖精ディビア」 「天使のブランコ」制作者 トークショー | |
7月24日~8月26日 | 山中桃子原画展 | |
8月10日 | 金曜日 | 山中桃子トークショー・サイン会 |
9月30日 | 日曜日 | 書評合戦ビブリオバトル「もっとも読みたいと思われた本はどれだ!」 |
10月30日~11月25日 | 石井鶴三宛書簡展 | |
12月20日~1月27日 | 谷川俊太郎「ポエメール」展 | |
11月27日~1月27日 | 「『手塚治虫を装丁する』展」 |