2025（令和7）年度の「信州しおじり本の寺子屋」は次のとおりです。
主旨
「信州しおじり 本の寺子屋」は、塩尻市立図書館が中心となって、生涯読書を推進するために設置するものです。
原型は、地域の人々の生涯学習と出版業界人の研修の場として、1995（平成7）年に今井書店グループが鳥取県米子市に開設した「本の学校」にあります。
本事業は、その精神を受け継ぐと共に、塩尻市が出版王国と言われる信州に所在し、日本の出版文化に偉大な軌跡を残した筑摩書房の創設者、古田晁の生誕の地であることに鑑み、講演会、講座等のさまざまな事業を通じて、「本」の可能性を考える機会を広く提供するものです。
本は、著者から出版社、書店を経て、読者へと届けられます。一方、図書館は、保存という目的をもって、多種多様な本を収集・提供することで、出版文化の一翼を担っています。
活字離れと言われる昨今の状況に対して、著者、出版社、書店、図書館などが連携して本の魅力を発信し、出版文化の未来に寄与するために、図書館を「本の寺子屋」とし、読者も含めてここに集う人々の知恵の交流を促すことで、地方発の文化の創造と発信に挑戦したいと考えております。
皆様のご支援、ご参加をお願いいたします。
テーマ
「本」の可能性を考えたい
科目
「信州しおじり本の寺子屋」は、2012（平成24）年7月29日（日曜日）に開校しました。年間を通じて本の魅力を発見し、本の可能性を考えるためのさまざまな講演会や講座、企画展などを開催いたします。
| 日付 | 曜日 | イベント内容 | 講師 | 会場（予定） |
|---|---|---|---|---|
| 5月11日 | 日曜日 | 講演会「農民文学と私ー編集長7年を終えてー」 | 三島 利徳 | えんぱーく |
| 6月22日 | 日曜日 | 講演会「届く言葉とは何かー文字と映像ー」 | 内田 樹 | えんぱーく |
| 6月29日 | 日曜日 | 講演会「地方都市の活性化と景観・公共空間のデザイン」 | 柴田 久 | えんてらす |
| 7月6日 | 日曜日 | 講演会「ドキュメンタリー制作から見た民主主義」 | 大島 新 | えんぱーく |
| 8月1日 | 金曜日 | 学校職員向け講座 講演会「Canva for Educationで創る 学びやすさ・働きやすさ」 | 清水 智 | えんぱーく |
| 8月10日 | 日曜日 | 講演会「中央本線の近現代」 | 原 武史 | えんぱーく |
| 8月24日 | 日曜日 | 講演会「五味太郎という生き方」 | 五味 太郎 | えんぱーく |
| 9月7日 | 日曜日 | 講演会「『天人』新聞史上最高のコラムニスト・深代惇郎の肖像」 | 後藤 正治 | えんぱーく |
| 9月14日 | 日曜日 | 地域文化サロン 講演会「関東大震災ー若山喜志子と潮みどりー」 | 石井 正己 | えんぱーく |
| 9月29日 | 月曜日 | 公共図書館職員向け講座 講演会「”新時代”の図書館と図書館員」 | 佐藤 翔 | えんぱーく |
| 10月30日 | 木曜日 | 古田晁記念館文学サロン 第1部 講演会「だるいことにこそ、生きる意味が詰まっている」 第2部 講演会「どうなる？これからの出版界ー元筑摩書房の社長が出版界の今後を予測するー」 古田晁墓参ツアー「滂沱忌（ぼうだき）」 | 市街地 ギャオ 菊池 明郎 | 北小野公民館/ 古田晁記念館 |
| 11月16日 | 日曜日 | 講演会「谷川俊太郎 メモラビリア」 | 正津 勉 | えんぱーく |
| 12月7日 | 日曜日 | 講演会「小さな巨人 武満徹ー作曲家として、文章家としてー」 | 矢沢 健太郎 | えんぱーく |
| 3月8日 | 日曜日 | 講演会「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」 | 三宅 香帆 | えんぱーく |
| 期間 | イベント内容 | 協力 |
|---|---|---|
| 4月26日（土）～5月25日（日） | 写真展 / 「柏倉陽介写真展『Back to the Wild』森を失ったオランウータン」 | 株式会社エイアンドエフ |
| 6月13日（金）～7月13日（日） | 原画展 / 「『ねことことり』絵本原画展」たてのひろし 作/なかの真美 絵 | |
| 7月19日（土）～8月17日（日） | 展示 / 「日本航空ジャンボ機墜落事故追悼写真展ー御巣鷹の御霊たちに捧ぐー」 企画：移動演劇桜隊・劇団事業部 | 群馬県消防学校 多野藤岡広域消防本部 |
| 11月1日（土）～11月30日（日） | 展示 / 「よしむらめぐ作品展」 | |
| 2025年3月1日（日）～3月29日（日） | 展示 / 「春のももんちゃんまつりーとよたかずひこ『どんどこももんちゃん』パネル展ー」 | 株式会社 童心社 |