こちらは、「信州しおじり本の寺子屋」を紹介しています。
2013(平成25)年度の「信州しおじり本の寺子屋」は次のとおり開催しました。

主旨

 「信州しおじり 本の寺子屋」は、塩尻市立図書館が中心となって、生涯読書を推進するために設置するものです。
 原型は、地域の人々の生涯学習と出版業界人の研修の場として、1995(平成7)年に今井書店グループが鳥取県米子市に開設した「本の学校」にあります。
 本事業は、その精神を受け継ぐと共に、塩尻市が出版王国と言われる信州に所在し、日本の出版文化に偉大な軌跡を残した筑摩書房の創設者、古田晁の生誕の地であることに鑑み、講演会、講座等のさまざまな事業を通じて、「本」の可能性を考える機会を広く提供するものです。
 本は、著者から出版社、書店を経て、読者へと届けられます。一方、図書館は、保存という目的をもって、多種多様な本を収集・提供することで、出版文化の一翼を担っています。
活字離れと言われる昨今の状況に対して、著者、出版社、書店、図書館などが連携して本の魅力を発信し、出版文化の未来に寄与するために、図書館を「本の寺子屋」とし、読者も含めてここに集う人々の知恵の交流を促すことで、地方発の文化の創造と発信に挑戦したいと考えております。
皆様のご支援、ご参加をお願いいたします。

テーマ

「本」の可能性を考えたい

科目

 「信州しおじり本の寺子屋」は、2012(平成24)年7月29日(日曜日)に開校しました。年間を通じて本の魅力を発見し、本の可能性を考えるためのさまざまな講演会や講座、企画展などを開催いたしました。

日付曜日イベント内容講師受付開始日
5月26日日曜日講演会「佐久間 象山、島崎 藤村、丸山 眞男――または信州と海」松本 健一終了
6月17日月曜日講座「著作権法からみた図書館サービス」森 一郎終了
7月28日日曜日短歌絶叫コンサート「美しく死んでいくために」福島 泰樹終了
8月11日日曜日講演会「わたしの木、こころの木」いせひでこ終了
8月26日月曜日講演会「地域活性化に向けた図書館サービスの手法
-サービスを見せていく図書館員の役割について-」
齋藤 誠一終了
9月29日日曜日対談 「『本』の可能性を考える」常世田 良
柴野 京子
終了
10月27日日曜日古田晁記念館文学サロン 講演会 演題「古田晁の精神熊沢 敏之終了
10月28日月曜日講演会 演題「子どもと本を結ぶ架け橋として -図書館員にできること-」広瀬 恒子終了
11月10日日曜日講演会 演題「生きることと言葉の力」柳田 邦男終了
11月25日月曜日講座 演題「市民と図書館の協働による地域(経済)活性化
  ~公共図書館のビジネス支援サービスを中心として~」
竹内 利明終了
12月1日土曜日講座 「データベース活用講座」
第一法規法情報総合データベース、ジャパンナレッジ
 終了
1月27日月曜日講座 「本の修理講習会」 終了
2月23日日曜日講演会 演題「本が友だち」池内 紀終了
3月9日日曜日講演会 演題「こどもと物語のいい関係」
ものがたりライブ
杉山 亮終了
日付、期間曜日イベント内容
7月23日~8月25日 いせひでこ原画展「ルリユールおじさん」
7月26日~8月25日 装丁企画展「活字と書籍 -グーテンベルグと記憶の革命-」
11月4日月曜日書評合戦ビブリオバトル「もっとも読みたいと思われた本はどれだ!」
11月26日~12月28日 装画の力展「太宰・清張を描く」
1月4日~1月26日 和本企画展「ちりめん本の世界 -世界で読まれた日本の昔ばなし-」

信州しおじり本の寺子屋パンフレット